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最近の中古車流通について      (有)ドリームネット 野村恵史


最近はインターネット普及により情報の量が数年前に比べて非常に多くなっております。中古車を探すにしてもヤフーオークションをはじめ各中古車販売雑誌やそのネット版で全国の情報を簡単に入手する事が出来ます。業者間での相場も必然的に形成される事になります例としましては、いくつかの業者が同じ車種でほぼ同じ条件(年式、色、走行距離、装備、修復歴等)の車を売りに出しているとします。その中でひとつの業者が他の業者に比べて20万円位高い値段表示をしていたとしたら、お客さんはその業者に問い合わせを入れる事はないでしょう。その結果その高い業者は販売価格を変更しなくてはならなくなります。また価格を変更しない場合の売り方についてはいくつかの方法が考えられます。この情報社会に疎いお客さんがお店に来てくれるのを待つ、またはオプションをたくさんサービスをして他のお店よりも得なように見せかける。最悪の場合(実際にあります)は、たまたまお店に来たお客さんを買うまで帰さない方法もあります。

次は業者の仕入についてですが、全国の中古車の7,8割は中古車専門のオークションを介して中古車屋さんの店頭に並ぶことになります。そうなりますと我々業者は他の業者の店頭にならんでいる車がいつどこのオークションで幾らで落札された車であるかまで、わかってしまう場合が多々あります。オークションで仕入をしてその落札価格以下で店頭表示をすることはあり得ませんし、下取り車でもオークションの価格を下回る店頭価格で販売することはあり得ません。もしその様な車があれば、我々業者がその車を買い取りして業者間のオークションに出品してしまいます。結局のところオークションの価格をもとにして店頭価格も推移していきます。 

6/14 本日はここまでとさせていただきます、また近日中に更新をさせていただきます。


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